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【デビュー考察】ウィズアバウンス:素質の片鱗と現状の課題(1/25 中山新馬)

【デビュー考察】ウィズアバウンス:素質の片鱗と現状の課題(1/25 中山新馬)

2026年1月25日(日)、中山競馬場・芝2,000mでのデビューを予定しているウィズアバウンス(美浦武藤善則厩舎)について、これまでの近況更新に基づいた戦力分析を行います。

関係者から「乗り味の良さ」を評価される一方で、小柄な馬体ゆえの課題も浮き彫りになっています。即戦力としての期待値と、将来的な展望を客観的に整理します。

📋 基本プロフィール

  • 馬名: ウィズアバウンス
  • 厩舎: 武藤善則美浦
  • 予定: 1月25日(日)中山・芝2,000m
  • 馬体重: 400kg強(1/14時点)

🔍 現状の分析:3つの重要ポイント

これまでのレポートから読み取れる、本馬の「強み」と「リスク」を解説します。

1. 関係者が口を揃える「乗り味」の良さ

数字には表れない「感触」の部分で、複数のスタッフや調教師から高評価を得ています。

  • 「乗り味は悪くない」「体幹はしっかりしている」といったコメントが継続して出ています。
  • Wコース(ウッドチップ)よりも芝コースで真価を発揮するタイプと目されており、実戦での変わり身に期待がかかる要素です。

2. 顕著な「パワー不足」と「小柄な馬体」

一方で、物理的なフィジカル面では厳しい現状が否めません。

  • 馬体重400kg前後という数字は、現在の中山・芝2,000m(急坂あり)をこなすには心許ないサイズです。
  • 1/15の調教師コメントでも「根本的な体力面では良化の余地がある」と指摘されており、タフな展開になった際のスタミナ・パワーに不安が残ります。

3. 気性面の幼さとリスク

1/8の調教中に「大きな尻っ跳ね」で落馬・放馬した経緯があります。

  • 初めての競馬場という環境変化で、イレ込みや突発的な行動を起こすリスクを内包しています。当日のパドックや返し馬での気配には厳重な注意が必要です。

⏱️ 直前追い切り評価(1/15)

【Wコースでの併せ馬】

  • 内容: ウィズアバウンスが追走 → 直線で内へ → 1馬身遅れでゴール
  • 評価: 追走する形を取りましたが、最後は相手に遅れを取りました。佐藤翔馬騎手(減量騎手)を背にしても遅れた点は、現時点での完成度やパワーがまだ途上であることを示唆しています。ただ、調教師は「この馬なりに頑張っていた」と評価しており、悲観する内容ではありません。

🎯 総合評価と馬券的な狙い

結論:【静観・将来性に期待】

現時点では「素質はあるが、体が追いついていない」という評価が妥当です。

デビュー戦での勝ち負けを期待するには、400kgという馬格と、追い切りでのパワー不足が大きな壁となります。

今回のレースの注目点:

結果(着順)よりも、「芝でのフットワーク」に注目すべきです。調教(ダート・チップ)では見せられなかったスピード能力が、芝の実戦でどれだけ発揮されるか。ここで良い脚を使えるようなら、体力がついてくる数ヶ月後には大きな飛躍が期待できます。

今回は馬券の軸にするよりも、「長い目で成長を見守るための試金石」としてレースを見届けることを推奨します。


💡 補足データ

  • 馬体重推移: 391kg(12月中旬)→ 404kg(11月初旬)→ 400kg強(現在)
    • ハードな調教を課されながら体重を維持・微増させている点は、内臓面の強さや代謝の良さを示しており、今後の成長における好材料です。