AI診断一口馬主の日常

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残り物には福がある!? ずっと売れ残っていた386kgの極小牝馬オーブレーヌ、"狂気の血統"を秘めていざ中山でデビュー!

競馬ファン、そして一口馬主の皆様、ついにこの日がやってきます。 今週末の3月7日(土)、中山芝2000m(牝馬限定戦)で、私がずっと見守ってきた愛馬・オーブレーヌがいよいよデビューを迎えます!

実はこの子、募集時から長期間ずっと「売れ残り」だったんです。 なかなかご縁がなく、ポツンと残っていた彼女。でも、私はそんな彼女のプロフィールを見て、ある種の「運命」と「とんでもないロマン」を感じて出資を決めました。まさに「残り物には福がある」を信じての決断です。

なぜ売れ残っていたのか? それは彼女が抱える「強烈な個性」に理由がありました。

■ 育成担当も驚愕した「劇薬」のような血統

彼女の血統は、父が米国芝のスピード王・ブリックスアンドモルタル(ストームキャット内包)、そして母の父が、あの気性の激しさで有名なステイゴールドです。

1歳の頃、牧場へ見学に行った際に育成担当の方から「本当にこの血統で生産しちゃったのか!?と驚いた」と本音をこぼされたほどの、超攻撃的かつ気性難一直線(!?)の配合。サンデーサイレンスからステイゴールドへと受け継がれた「狂気」とも言える闘争心とスタミナが、どう発現するのか……期待と不安が入り交じる、まさに劇薬のようなプロフィールでした。

■ 386kgの極小馬体と「スクミ」との過酷な戦い

さらに彼女を苦しめたのが、現在386kgという極端に小さな馬格と、強い調教をすると筋肉が硬直してしまう「スクミ(筋痛症)」の体質でした。 「馬体が増えない」「強く追えない」というジレンマの中、和田正一郎厩舎の陣営は本当に辛抱強く、薄氷を踏むような繊細なケアで彼女を育ててくれました。時には全休日明けにスクミが出たりと、デビューすら危ぶまれた時期もありました。

しかし、陣営の懸命な努力が実を結び、直前の日曜日には坂路で59.0秒を馬ナリでマーク。ついに「レースを使える状態」まで辿り着いたのです!

■ 弱点が最大の武器に? 覚醒した「鋼のメンタル」

そして、デビュー直前の1週前追い切り(重馬場のWコース)で、彼女は私たちに驚きの姿を見せてくれました。

気性が激しいため「他馬のプレッシャーでパニックになるのでは」と一番恐れていたのですが、あえて馬群の内に突っ込む厳しい調教を行った結果……「泥んこのウッドチップを顔に被っても全く気にせず、ケロッと歩いていた」のです!

386kgの小さな体のどこに、そんな図太い精神力が隠されていたのか。父と母父から受け継いだあの激しい気性は、パニックではなく「圧倒的な勝負根性と鋼のメンタル」として見事に開花しようとしています。

■ いざ中山芝2000mへ! 現実的な目標と、密かな野望

デビュー戦の舞台は中山芝2000m。正直に言えば、386kgの彼女にとって、最後に待ち構える高低差2.2mの「中山の急坂」は、物理的なパワー不足をモロに突かれる過酷な条件です。

鞍上が誰になるかはまだ未定ですが、誰が乗るにせよ、彼女の持ち前のテンのスピードでスムーズに先行し、あの図太いメンタルで道中しっかりスタミナを温存できるかが鍵になります。もし減量騎手が起用されれば、その恩恵はさらに大きな武器になるはずです。

今回の最大のミッションであり現実的な目標は、「何としても掲示板(5着以内)を確保し、次走への優先出走権を獲ること」。体質が弱く使い詰めができない彼女にとって、自分のタイミングで次走を選べる権利は喉から手が出るほど欲しい勲章です。

でも、本音を言えば……血統のロマンと陣営の執念が中山の舞台で完全に噛み合って、あわよくば「3着以内(複勝圏内)」に飛び込んでほしい! データ上の不利を覆し、アッと驚く粘り腰を見せてくれる可能性は十分に秘めています。

長期間売れ残っていた小さな女の子が、血統のロマンと陣営の執念を背負ってターフへ向かいます。 「残り物には、とんでもない福(才能)が隠されていた!」 レース後、最高の笑顔でそう言えることを信じて、全力で応援したいと思います。

オーブレーヌ、とにかく無事に、そして君の走りを見せつけておいで!